サイトマップとは何ですか?
サイトマップはデジタル文書です。Web ブラウザが読み込めるファイル形式、たとえばXMLやHTML で作成する必要があります。
サイトマップは、ウェブサイト上のすべての(サブ)ページとその相互の関係、および相互のリンクを階層的に一覧表示したものです。サイトマップは、検索エンジンのクローラーが利用可能なページを検索エンジンに伝えるための簡単な方法です。したがって、正しく作成されたサイトマップは、 検索エンジン最適化に役立ちます。
サイトマップの作成方法
サイトマップの作成には、3つの方法があります。
1. CMSによる自動生成
多くのCMSには、サイトマップを自動生成する機能があります。これらの機能は、新しく作成されたページを通常、サイトマップに自動的に追加します。
2. 手動での作成
原則として、サイトマップは手動で作成することも可能です。そのためには、すべてのリンクを含む .xml ファイルを作成する必要があります。また、以下の構成で構造化してください。
XML形式のサイトマップの構成例:
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xsi:schemaLocation="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9 http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9/sitemap.xsd">
<url>
<loc>https://taismo.de/was-ist/</loc>
<lastmod>2021-05-19T19:39:19+00:00</lastmod>
<priority>0.85</priority>
<changefreq>monthly</changefreq>
</url>
<url>
<loc>https://taismo.de/was-ist/sitemap/</loc>
<lastmod>2021-05-19T19:39:19+00:00</lastmod>
<priority>0.80</priority>
</url>
</urlset>
この場合、以下のタグは必須です。
- urlset: ファイルに関する一般的な情報を含み、使用されているプロトコルの標準を参照します。ここで「0.9」はバージョンを指します。
- url:各エントリの一次タグ。
- loc: ページのアドレス。プロトコル(http や https など)で始まる必要があります。
オプションとして、以下の情報を追加情報としてご利用いただけます。
- lastmod: ページが最後に変更された日付。
- changefreq: コンテンツの変更の予想頻度。
- priority: クローラーに対するページの優先度を指定します。0.0 から 1.0 までの値が有効です。
3. サイトマップジェネレータを利用する
インターネット上には、数多くのサイトマップジェネレータが利用可能です。これらには、利用可能なすべてのサブページへのリンクを入力するだけで済みます。その後、ソースコード、場合によっては完成した .xml ファイルが出力されます。
完成したサイトマップは、ウェブサーバーのルートディレクトリに保存してください。
検索エンジンにサイトマップの場所を伝えるには?
robots.txt ファイルに次の行を追加してください。
Sitemap: サイトマップへのリンク
例:
サイトマップ:https://taismo.de/sitemap_index.xml
Google Search Consoleでも、Google 用のサイトマップへのパスを直接登録することができます。このオプションは、以下の場所にあります。
メニュー > インデックス > サイトマップ > 新しいサイトマップを追加